2016/04/24

TAXのこと Income tax returnようやくやったよ

日本と違って、ここカナダは確定申告にあたるIncome tax returnを会社でまとめてやってくれるなんて親切なことはなく、自分でしなければいけません。
毎年2月までに雇用主からT4と呼ばれる源泉徴収票のようなものが送られるので、それをつかって前年に支払った税金と一年間の所得との調整をするためのものがこれ。
*個人事業者や不労所得のあるひとはまた違います。
ワーホリなどの場合、結構戻ってくるものなので(給料から控除されていた額にもよりますが)やらない手はないですよね。
それにね、本来カナダで収入を得た場合は義務なんです。
このカナダ版確定申告の締め切りが4月末、ということで今日ついに終わらせました。


といっても、実際処理したのは私ではなく彼。
私は2013年分はトロントの日系の会計士の方にお願いしてやっていただいたのですが、去年は彼から「自分は毎年ソフトをつかって自分でやってるから君のもやってあげるよ。」とのおことばに甘えて丸投げ。
パソコン上でT4に書いてある数字を打っていくだけで難しくないそうです。
私たちが(彼が)使ったのはTurboTaxというソフト。STAPLESなどで売ってます。


去年は一緒には住んでいたものの、同棲してから1年未満だったため別々にファイリングしましたが、今年はCommon-lawステータスとして一つのファイルで出すことに決めてはいたものの、彼がなかなか動き出さない。
T4を受け取ったのは2月頭。T4やその他の書類をまとめたクリアファイルを彼の机においてからはや2ヶ月。。。最近は、いつやるの?とか、TAXのこと忘れてないよね?とか折に触れて言ってはいたものの、そこは典型的なカナディアンのうちの彼。
4月末までに終われせればいいんだから問題ないよ〜。という感じだったのですが、
さすがにお尻に火がついたのか、今日はいきなり朝からやる気でパソコンに向かってました。

そこでふたりとも一点思い出したのが去年のこと。
去年、私の還付金のチェックがなぜかその前の年にお願いした会計士のかたのところに送られてしまっていた、ということがあったのです。

そこで彼からCRAことCanada Revenue Agencyのサイトにログインして住所を確認して今の住所になっていないなら変更をしたほうがいいと言われ、さっそくやってみるも、どうやら住所が変わった場合は電話しなくちゃいけないみたい。

ということでCRAに電話しました。
丸3年カナダにいるのに未だこういう電話をかけるのに緊張する私。
対応してくれたかたが感じがよかったし、特に問題なく変更でき助かりました。

e-Services Helpdesk for individualsというところに電話しました。
↓ ↓ ↓
http://www.cra-arc.gc.ca/cntct/hdsk-nd-eng.html


そしてファイルをアップして今年のIncome tax return無事終了!
なんだか肩の荷がおりて二人でハイファイブ。
私は去年の4月初旬にワークパーミットが切れたため、1年のうち実質働いたのは3ヶ月。予想通り、去年おととしに比べると還付金は断然少なかったけど、いいの!何もないよりはまし!
あとはチェックが送られるのを待つだけ♪


T4は本来必ずもらえるはずです

今、この記事を書いていて思い出したことがひとつ。
特にワーホリの方に気をつけて欲しいのが、ワーホリの人を雇って働かせているようなレストランの中には、T4を出してくれないところがあるってこと。

これってどういうことかというと、
あなたの知らないうちにあなたが違法労働に加担させられてしまっている、という可能性があるということ。

中には、ワーホリで来た人たちがカナダの法律や習慣にうとく、一年したら帰ってしまうということをいいことに、労働者として雇って賃金を払っていることを報告していない店もあるんです。
本人たちはSINを持っているため合法的に働いていると思っていても、いわゆるUnder the tableの状態になっていることも。

実際、私もカナダに来て初めて働いたレストランにT4を出せないと言われたことがあります。
理由を聞くと、私は働いた期間が短いから、というのです。
確かに私はそこで働き出して1ヶ月くらいたった頃にカナダの企業でのアルバイトが決まり、そのお店を辞めました。
でもね、これ全くのデタラメ。たとえ働いたのが1日であってもT4を渡す義務があります!

そのときの私はそんなことは知りませんでしたが、何かがおかしいなと思いました。
だって、給料袋に書かれた明細には毎回いくらかTaxとして引かれていたからです。
Taxが引かれていることは、その税金をお店側が政府に支払っていると当然思っていた私は何の疑いもなく働いていましたが、きっとこのお店は私を雇って働かせていることを申告していなかったのでしょう。
そして本当にずるいことなんですが、この引かれていたTax分はそのままオーナーのポケットに入っていたというわけ。

今思えば、お給料が封筒にはいったキャッシュで支払われ、その封筒に簡単に書かれた明細は、とてもPay Slipと呼べるようなものではありませんでした。
でもその当時の私はそんなこともわからなかったんです。。。

Pay Slipがきちんともらえない、キャッシュで支払うお店は怪しいと思った方がいいかもしれません。
オーナーの国籍、人種は関係ありませんよ。
私にT4出せないっていったの日本人のオーナーさんでしたから。

わたしの嫌な思い出をだらだら書きましたが、これから働く人、カナダに来る人は中にはそんなひともいるってことで気をつけていただけるといいなと思います。

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