2016/08/21

クレジットカードにまつわる怖い話

昨日、パソコンに向かう彼が少し大きな声で
「Oh, GREAT!!」
なんだなんだと私はリビングに行きました。

訳を聞くと、クレジットカードの支払いをしようとオンラインバンキングページをみていたら、身に覚えのない買い物をアトランタでした履歴が載っているとのこと。
「えっ!?カード会社電話しなきゃ」
「わかってる。いまからするよ」



こちらの電話によるサービスって、大概まず録音された音声にしたがって番号を押していき、問い合わせ内容を振り分けていく作業がありますよね。
でもこれが結構長い。。。そしてオペレーターにつなげるところまでいってもなかなか電話がつながらず待たされる。緊急の場合は余計に長く感じる。
というわけで彼はイライラ最高潮。

しばらく経ってオペレーターにつながったようで経緯を説明。
まず本当に本人による買い物ではないのかを確認されたもよう。
そのあとまた彼の
「OH GREAT!!!」
が聞こえてきました。

余談ですが、カナダの方ってsarcastic(皮肉っぽい)な言い方結構よくしますよね?
この場合の「oh great」ももちろん良い意味ではなく皮肉っているわけです。
うちの彼のsarcasmはわかりやすいんですが、
中には、それ褒めてるの?皮肉ってるの?とわかりにくい人もいますよね。
特に上品な中年以降のかたが穏やかに皮肉をいうとわかりにくい。
カナダに来たばかりのころはわからなかったですが。
そしてカナダの人たち、結構本音と建前使い分けてたりしていますよね?

クレジットカードの怖い話 1

話を彼のケースに戻します。
結局クレジットカード会社によると、
彼のオンラインバンキングページに表示されていた買い物の直後
なんと27回アトランタでクレジットカードでの買い物をしようとした試みがあったそう。
いずれも通常の彼のクレジットカード使用のパターンと違うため、カード決済は認められなかったそうです。

便利なんですけどね〜

少し似たようことが私がカリビアンクルーズに行った際にありました。
船上で使えるのはクレジットカードのみだったのでカナダのクレジットカードで支払いをしようとしたのですが、なぜか使えないことがありました。
日本のクレジットカードで支払いができて事なきを得たのですが、今思えばカード会社の方でいきなりのカナダ以外でのカード使用をあやしい動きと判断してのことだったのだと思います。
旅行に行く前にクレジット会社に電話をしてどこそこに旅行に行くのでクレジットカードの使用があるかもと連絡しておくと、現地についてクレジットカードが使えないという事態を防げるようです。

結局彼のクレジットカード情報が漏洩しているという事でカードは破棄する事に。
すぐに気づいたので良かったのですが、どこから漏れたのかが謎です。。。


クレジットカードの怖い話 2

これは私のケースで、カナダで初めてクレジットカードを作った時の話。
旅行のための航空券とクルーズ旅行のチケット代を友人の分とまとめて私のクレジットカードでオンライン決済しました。
友人からは現金で代金を受け取りあとは引き落としを待つのみ。
旅行から帰ってからもクレジットで決済した金額が変わらず私のオンラインバンキングページにはクレジットとして表示されているのをみてもそのうち引き落とされるだろうと思っていました。
が、しかし、翌月もその金額は変わらず。
さすがにおかしいと思って銀行に電話をしたところで衝撃的な事実発覚!

自動引き落としじゃないんだってさ!

日本では自動引き落としが主流だとおもうんですが、それが当たり前すぎて疑問にも思わなかったんですが。
カナダでは自分で毎月口座から支払わないといけないんだってさ!
なんでもクレジットカードを使ったら使った額の何割かが必ずその月に支払わなければならない額として請求され、毎月使った額全額ではなくその絶対返さなくてはいけない額を返していきたいって人もいるから、と説明されたと思います。

そして、私が知らなかったのは仕方ないけど注意しないとクレジットカードの”返さないといけない額”を支払わないままでいるとクレジットスコアなるものが下がり、車や家などを買う時のローンを組む際不利になるから気をつけて!
と言われました。

この時は知らなかった〜とショックはショックでしたが、どうせあと1年したら日本に帰るし。とあまり気にしていませんでした。
が!今となっては今後私が車を買ったりする際どのくらい影響があるのか、、、少し怖いです。(それ以降はもれなく支払っているはずなのですがクレジットスコアがどのように算定されるのか私はよくわかっていません。。。)

クレジットカードの怖い話 3

これは彼のお姉さんと彼の上司の話。

まずお姉さん。
少し前に取引のない銀行からクレジットカードが自分の名前で自宅に届いたそうです。
文面にはクレジットカードの申し込みありがとうございますなどとかかれていたそうですがお姉さんはこの銀行のクレジットカードを作る手続きをした覚えがない。
すぐにその銀行に問い合わせるとオンラインでの手続きがあったとのこと。
お姉さんは自分はクレジットカードの新規作成をした覚えはないとカードをキャンセルしました。

でも気味がわるいのがお姉さんの名前でお姉さんの住所で申し込まれている点。
自宅にカードが届いたらその時点で本人が自分はこんなカード作ってないときづくはず。
だれがなんのためにこんなことするんだろう。気味がわるいね、、と話していました。


そして彼の上司の話。
彼の上司も見慣れないクレジットの請求をみてカード会社に問いあわせをしたそうです。
すると結構高額なテレビをオンラインで決済していると。
でも身に覚えがないのでもっとよく調べてもらうと、どうやらオンラインで買った後その上司の自宅には配送され、自宅で商品の受け取りが確認されている、というのです。

どうやらだれかが彼のカード情報なり買い物サイトの登録情報などを盗み、その情報を元にオンラインで高額な買い物をし、
彼の実際の住所で待ち伏せし、荷物を受け取った、ということのようなのです。

こわくないですか???

だってこれ、家族が不在の時に家の庭や玄関先で待ち構えてたってことですよね?
これを聞いて彼のお姉さんの件も、
第三者がお姉さんの名前と住所でクレジットカードを申し込み、お姉さんの住所で待ち伏せもしくはポストから郵便を抜き取るなどしてカードを受け取り、カードをアクティベートして使うつもりだったのでは。。。と思っています。
お姉さんの場合、お姉さん本人が先にカードの入った銀行からの封筒を手にしてキャンセル、事なきをえましたが、もしこれがお姉さんよりさきにその誰かが手にしていたら本人の気づかぬうちに正規のルートで(本当は違いますがあくまでも見た目上は)作られたクレジットカードで他人が買い物し、自宅にその請求書だけがくる、、、


カード社会、怖い。。。


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