2016/06/03

our peopleというカナダ人

私の住むエリアはイタリア系の人が多い地区。
同じアパートにもたくさんイタリアンの人たちが住んでいるのですが
同じ階のマリアさんはおしゃべり好きな楽しい奥様。
そのマリアさんに先日アパートの廊下で久しぶりに遭遇した時のこと
マリア「久しぶりね〜!」
私「そうですね!最近見かけないなって思ってたんです」
マリア「そうよね〜。タイミングが合わなかったのかしらね。それにしてもYou look Gorgeous!」
私「あなたこそ。ワンピースもとても似合ってますね!」
マリア「あなたもゴージャスだし、彼もハンサムだし!若くていいわね~」
私「全然!もう二人とも太っちゃって。。。」
マリア「全然二人ともヘルシーよ。もし体重が多少増えたならきっとあなたが料理上手だからよ!あなたたちの部屋の前を通るといい匂いするもの。あなたもOur peopleと同じで料理が好きなのね!」
このOur people という言葉を聞いてマリアさんもイタリア系だと確信。
聞いてみるとやっぱりそうでした。



ちなみに会話のゴージャス、ハンサム云々は完全に社交辞令なので流しています。
私も彼もいたって冴えない普通の人ですが、
以前、私なんて全然てきなことを言ったら
「Are you saying NO to you? Doesn't your boyfriend tell you how beautiful you are everyday? 」
=自分を否定してるの?彼はあなたがどれだけ綺麗か毎日言ってくれないの?
と本気で心配されたので、心の中で「そんなん言われんわーい!」と思いながらも「そうですね。たまに」と逃げました。
きっとマリアさんの旦那様は毎日マリアさんを褒めて褒めて褒めまくってくれているのでしょう。情熱的ですね。

話を戻してこのOur peopleというフレーズ。面白いなと思いました。
カナダの移民は自分の出自を誇りに思っている人も多いのかもしれないですが、その中でもイタリア系はカナダ生まれカナダ育ちでも自分はイタリアンだ!と言ったり基本的にイタリア料理、イタリアンの生活スタイル、パートナーも同じイタリア系を選ぶという人が少なくないように思います。

以前働いていた時のこと、クリスマス前の仕事で多少の残業をしなくてはいけなくなった時のこと。イタリア系の従業員3人がマネージャーに
「クリスマスはヨーロピアンにとってものすごく重要なのよ。残業してたら料理の準備の時間がなくなるから残業したくない!」と抗議に行っていました。
後からマネージャーから
「彼らはこの業界でもう何年も働いていて毎年この時期は繁盛期だと知っているのに毎年ああやって文句を言いに来るんだ。ヨーロピアンって、彼らみんなカナダ生まれカナダ育ちなのに。それに僕だってイギリス系だから彼らがヨーロピアンなら僕だって同じはずだろ。ほんとまいるよ。。。」と愚痴っていました。

ちなみにうちの彼情報によると庭にマリア様かライオンの白い銅像を置いているのは大抵イタリア系だ。とのことです。


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